2017/03/06-2017/03/17 pixiv spring internship2017に参加してきました。 新規サービスを立ち上げる上で必要な考え方やチームマネジメントについて学ぶことができました。 圧倒的成長ができたと思います。
ざっくりですがその詳細についてまとめます。
なぜ参加したか?
僕の研究室のOBでpixivに勤めている@kpが研究室Slackにインターン情報を共有してくれたのがきっかけです。 今までインターンシップやアルバイトで受動的な開発をしてきましたが(受託開発)、 新規サービスを生み出す方法や、新規サービスを開発した後のプロダクトの成長戦略について計画を練るという経験は皆無だったので、その知見を増やそうと思ったからです。
インターンの内容
テーマは「世界に向けた創作活動が盛り上がるサービス」 参加者は合計15名で4つのチームに分かれてそれぞれテーマに沿うサービスの開発を行いました。
アイディア出し
私達のチームでは最初の5日間はアイディア出しと企画の詳細を詰めていました。 アイディア出しの段階で、意見が食い違ったり、全員が納得するサービス像が描けなかったり、、、という過程を経て、 納得できるアイディアが出た後は、競合サービスについて調査をしました。 チームから捻出したアイディアをほぼ網羅しているサービスが存在していることもあり、 その場合は最初からアイディアを練り直すか、そのサービスとの差別化が図れないかをチームで話し合いました。 (文章では簡潔にまとめられていますが、議論が進まなくて無言になることも多々あり。。) (後から議論が進まないことは悪である、とメンターさんからアドバイスをいただきました。)
この話し合いの中で、”ステートメント”を必ずチーム全員が見える場所に記入しておくことが重要であることを学んだ。
開発
納得できるアイディアと既存のサービスとの差別化を把握した後 必要な機能の洗い出しを行いました。
いつまでにどこまでを実装するか、 いつまでにどこまでを発表するかを基準に逆算をしてガントチャートをを作成。
技術選択をする基準についても現場の社員の方から話を伺って参考に。
あとはもくもく開発…
ここまでは具体的にインターンでの仕事(?)内容
pixiv社の雰囲気
とってもいいです。好きです。 pixiv社では毎週水曜日に全社会を行い、全社会後、必ず社内の人とランチをする時間が設けられています。 また毎回同じ人とランチをすることにならないように座席はランダムで割り当てられます。 この場では社員さんとの交流ができ、仕事内容や趣味について聞くことができました。
金曜の夜には社員の方と鍋パーティをしたり、、pixivの雰囲気はとってもいいぞ、、、
感想
pixiv社は自社のプロダクトを利用者目線で本気で開発していることに圧倒された。 勉強会が活発。
毎週水曜日の社内ランチで定期的にコミュニケーションをとる時間を会社で設けることは、何かを始めるきっかけになったり、仕事の悩みを共有することができたり、友だちができたり、、プラスになることが多いなと思いました。
僕が関わった社員さんのほとんどはアニメや漫画、ゲームが好きな人も多かったです。技術やサービス開発に対する考え方について聞くことができました。
ボツになったアイディアたち
チーム内で出し合ったアイディアの中で没になったアイディアをまとめます。
(唸りながら考えたという記録をどこかに残しておきたい。笑)
- 生活の知恵を動画で共有するサービス → 全く同じサービスをアイディアをまとめた次の日に発見した。so easyで検索
- なうぷれSNS → nowplayingをtweetしやすくして、クラスタごとに集計、ランキング化するサービス → 過去に似たようなサービスが開発されていた。ニーズがあまり見えなかった。
- 浮世絵ネイル → 日本文化を若者や海外に発信するという着眼点。ニッチすぎた?
- ゲームクリエイターで言語の壁を取り払うためのプラグイン → ゲーム開発をする上で言語の壁があるという点から出たアイディア。実装が困難であることと言語の壁を取り払う = 翻訳する、だけでゲームクリエイターの活躍の場は本当に広がるのだろうか?という点で断念
その他にも多くのアイディアが出ましたが、議論をしたのは上記のアイディアだったと思います。
まとめ
2週間で圧倒的な経験値を得られた。 新規サービスを開発する上での考え方 チームでの開発手法について学ぶことができたと思っています。 インターンで関わった皆様、多くの励ましやアドバイスを下さったメンターの皆様、社員の皆様に感謝いたします。
pixivに入社して圧倒的成長をしたいなあ。
おわり
インターン期間中、日報を毎日ツイートしました。別の記事にまとめられているので、参考になったら幸いです。